大阪支部では2023年度の支部総会を5月27日(土)、奈良市の大和文華館にて開催し26名の参加が有りました。なお今回は、ZOOMによるオンライン配信はありませんでした。
三宅支部長(S47年 化学)が議長を務め、ここ数年間の総会の概要説明があり、担当役員から2022年度事業報告・収支決算報告及び監事より監査報告がありました。次いで、2023年度事業計画案・予算案が説明された後、議決が行われ、Webでの事前議決権行使者および出席者全員の賛成で承認されました。さらに、大阪ブロック(大阪支部1名、若山支部名)の2024〜2025年度の代議員の選出について説明があり、推薦された2名の方の代議員選出について、全員一致で承認されました。
続いて2件のご講演がありました。
(1)蔵前工業会空のご報告:田村良明氏(業務執行理事、科学技術部会長)
昨年度の活動がいようとして、「就職活動への協力支援」「サークル活動支援」「会員向けページに開始されたoViceシステムを用いた『くらまえバーチャルプラザ』」「東工大オンラインコニュニティ」のご説明がありました。
田村良明氏の講演風景
(2)「最近の東工大」:益 一哉学長
- 何故、東工大は挑戦し続けるのか:Tokyo Tech Commitments 2018、Tokyo Tech Statement 2030およびイノベーションの起点としての大学について説明されました。
- 最近のキャンパス:キャンパス・イノベーションエコシステム構想、田町キャンパス土地活用事業、大学債の発行、成長のための未来への投資等について話されました。
- 大学統合について:新大学の目指す姿として、両大学の尖った研究のさらなる推進、「自由でフラットな」人間関係・組織文化の情勢などを目指すことが説明されました。
- 女性等活躍支援について:東工大 Diversity & Inclusion の取り組みについて説明され、女性限定教員公募を実施すること、学士課程入試の総合型・学校選抜型推薦に来年度より女子枠を設定することが説明されました。
- 国際卓越研究大学への申請:世界と伍する研究大学となるために、大学ファンドより助成を目指す。東京科学大学として申請し、今年度中に選定大学が決まる予定。
益一哉学長の講演風景
<見学会>
総会に先立ち、総会会場である大和文華館の特別展『陶上の華やぎ』の見学会が行われました。中国・日本を中心に、オランダのデルフトやドイツのマイセンなどの陶磁器が展示され、技法の歴史等の解説を学芸員より伺いました。
<懇親会>
総会後、木曽路学園前点で懇親会が行われ、23名の参加があり、楽しく懇談いたしました。
大阪支部 幹事長 大軒康夫(昭和49年化工修了)記
当日の議案の詳細に関しては、こちらの開催案内をご覧下さい。