第4回 葛城古道を歩く …開催日:H24-5-17
ルート:JR御所駅/葛城古道(竹内街道)、高鴨神社/北宇智駅
[Photo] 葛城古道 高鴨神社 2012.5.17.jpg
写真:高鴨神社にて、前列①左から、岩田義弘、熊谷幹男。② 橋本 眞、小林昭夫、古谷昭雄。
③ 鈴木 捷、久保田耕平、鬼頭良徳。④ 鶴田隆雄、池田幸重郎
葛城山は、北の生駒山、南の金剛山とともに大阪と奈良を隔てている山。
その奈良県側の山裾は古代豪族の本拠地として栄えた所で、その時代を今に伝える神社が点在する。
天候に恵まれた5月17日(木)の朝、近鉄御所駅に10名が集合、池田幸重郎氏(S39化工)の案内で出発。先ずパスで風の森まで。
風の森は、ここから北に降る雨は葛城川・大和川を経て大阪湾へ、南に降る雨は吉野川・紀ノ川を経て紀伊水道へという分水の峠にあたる。
西に向って歩き始め、.程なく着いた高鴨(たかかも)神社は豪族鴨氏の氏神社、全国鴨(加茂)社の総本宮とのこと。
豪族 葛城氏の祖神を祀る高天彦(たかまひこ)神社までは胸突き八丁の上り坂、息が切れるがひんやりとした杉木立の中なのが有難い。
昼食後、山麓を北に向う山道・里道は下りか平坦で快適、橋本院や江戸から明治の町並みが残る街道筋を経て一言主(ひとことぬし)神社へ。
願いごとをひとことだけ聞いてくださるというので そのひとことを託す。
北東に遠く大和三山を望みながらさらに北に、九品寺を経て御所駅まで。行程約15Km、2万7千歩のハイキングであった。
おわり
鶴田隆雄(S45博原) 記
Kuramae Journal誌 No.1032 掲載(2012-Summer号)