第3回 多武峰から飛鳥へ …開催日:H23-5-18
ルート:JR桜井駅/多武峰、談山神社、談所の森/飛鳥駅
[Photo] 多武峰ハイク 談所の森 2011.5.18.jpg
写真:後列左から 古谷昭雄、橋本 眞、鶴田隆雄、久保田耕平
前列左から 鈴木 捷、池田幸重郎、熊谷幹男、小林昭夫
奈良県桜井市在住の池田幸重郎氏(S39化工)の案内で古代を訪ねる会、今回は多武峰(とうのみね)から飛鳥へのハイキング。
快晴の5月18日、櫻井駅に8名が集合。そこからバスに乗り、多武峰で下車。
屋形橋を渡り、東大門をくぐり、いよいよその濃さを増してきた緑の中をしばらく歩くと談山(たんざん)神社の「けまりの庭」にたどり着く。
その名は、飛鳥法興寺の蹴鞠の会で親しくなった中大兄皇子 (後の天智天皇) と中臣鎌足 (後の藤原鎌足)の故事に因む。
珍しい形をした十三重の塔を仰ぎ、拝殿で公開されている絵巻物を鑑賞した後、談山(かたらいやま)に向う。
ここは、中大兄皇子と中臣鎌足が、大化の改新の秘策を練った場所とされている。
そこで昼食。 今回の最高峰、御破裂山 (607m) から眼下に大和三山、はるかに二上山の眺望を楽しむと、
あとは飛鳥への下りの一本道、やがて田植え間近の棚田が見えてくる。 薫風が心地好い。
石舞台から板蓋宮跡と伝承される場所を通り、飛鳥寺まで歩き、そこからバスで橿原神宮前駅へ。
約1万8千歩の快適なウォーキングであった。
おわり
鶴田隆雄(S45博原) 記
Kuramae Journal誌 No.1026 掲載(2011-Summer号)