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[ 活動報告 ] | |||
関西蔵前テニス同好会・若狭遠征(第10回) 2022年6月12日(日)~13日(月)、今回で合計10回目となる若狭への遠征を行った。 この遠征の基本はテニスで汗をかき、宿で麻雀(若狭の戦い)も行うが、若狭の「海の幸」 (春~秋は鯛やヒラメが中心、冬はこれに加えてフグ料理)を満喫するのが参加者の最大の 目的となっている。 今回はテニス・麻雀両方行うメンバー7名に加え、テニスだけ、麻雀だけを行うメンバー 各1名、合計9名が参加した。 参加メンバーは篠田、櫛橋、長井、宮後、比嘉、別所、堀、遠藤、芝崎の9名で、篠田 さんは遠路はるばる横浜から、遠藤さんは今回初参加で、その腕前(テニス、麻雀ともに) が注目された。 兵庫県から参加の3名(長井、宮後、遠藤)は宮後さんの車で、残りの6名は奈良から 参加の堀さんの車に分乗し、かつて鯖街道の宿場町だった道の駅「若狭熊川宿」で12時 過ぎに合流した。 今回、テニスは美浜町運動公園コートを利用することとなり、途中にある「きららの湯」 で櫛橋さんを下ろし、残りの8名は原発で有名な美浜町に向かった。コンビニで購入した 昼食をテニスコート脇で済ませ、簡単な練習をしてから早速ダブルス戦を行った。 初参加の遠藤さんは、週3回程度練習しているそうで、確実でシュアなラリースタイル が特徴かと思われた。2面、8名なので余剰人員はなく、全員休む暇のないプレーとなった。 ペアを替えながらの試合を2時間行い15時に終了した。なお、隣接する野球場では福井県 の甲子園出場の常連校「敦賀気比高校」が、夏の予選に向けての練習試合を行っていた。 15時にテニスを終え、「きららの湯」近くの行きつけのスーパーで、持ち込み用の酒類 その他を購入、常神半島にある定宿の民宿「喜楽亭」に向かった。先発隊により、すでに 2卓の「戦いの場」が設営されていた。一風呂浴びて汗を流した後、ビールで乾杯した。 いつも感じるが、このビールの味は最高、まさに至福の瞬間だった。(生きている喜び!) 18時過ぎからの食事を前に、2卓に分かれて「若狭の戦い」を開始した。しばらくして 戦いを中断、待望の食事の時間となった。「鯛やヒラメの舞い踊り」に加えて、シマアジ、 イカ、甘エビ、カニ酢、サザエ壺焼き、エビフライ、サワラの煮付等々、いつものように 超豪華版「海の幸」を十二分に味わった。今回も食べきれないほどの食材だったが、我々 高齢者集団はすべてを平らげ、その旺盛な食欲に感心しきりの「喜楽亭女将」だった。 夕食後、再び2卓に分かれ「若狭の戦い」の続きを行った。中でも特筆は横浜から遠路 参加の篠田さんがその実力を発揮、まさかまさかの役満(大三元)を上がってしまった。 かねてから東工大「畑研究室」の同期、京滋支部の緑川さん(雀鬼)とは双璧の実力者で、 片や「雀鬼」、片や「雀聖」と呼ばれるほどだった。この実力者に役満を上がられた我々は、 心機一転ツキを替えるしかないので早々に就寝したが、隣の戦場では熱戦が繰り広げられ、 「午前様の戦い(2時頃まで)」となったようだった。 翌日、7時半からの朝食後も再び戦いを続行し、11時過ぎに「若狭の戦い」を終えた。 結局、我々の卓は篠田雀聖のほぼ一人勝ち、帰りの熱海あたりまでの交通費をゲットした 様子で、改めてその実力を見せつけられた。今回初参加の遠藤さんは、テニスに加え麻雀 の実力もかなりのようで、強豪雀士の一員にカウントできることが判った。 12時前、すべての精算を終え、「喜楽亭」を後にした。途中の道の駅「若狭熊川宿」で 昼食をとり、ここで兵庫県組と分かれ、「堀車」は堅田駅経由で帰路についた。 この若狭遠征の前日の土曜日、京滋支部見学会(安土城跡付近)は大雨だった。翌日の 天気が心配されたが絶好のテニス日和となり、心地よい汗をかくことができ、風呂上がり に飲むビールは最高だった。そして熱燗と共に、食べきれないほどの海の幸を味わう瞬間、 健康の有り難さを改めて実感した。加えて、頭の体操で認知症予防ができるなら、「雀聖」 への放チャンなど、安い授業料と考えるべきなのでしょう(悔しいですが・・) 兵庫県組は帰路、高速道の事故で渋滞にあったそうですが、二日間にわたって長距離を 運転した宮後さん、堀さんには改めて感謝と御礼を申し上げます。 皆様、大変お疲れ様でした。そして次回の遠征は冬の「ふぐコース」を楽しみに・・・ 〇今回初参加の遠藤繁幸さんの感想: 兵庫県支部の長井さんから電話がありました。「関西蔵前にテニス同好会がありますが、 その行事に参加しませんか。早速6月12日、13日の旅行はいかがですか?」テニス好きで 週に3回以上テニスをしている私は喜んで参加すると返事をしました。しかし、長井さん の最後の言葉「遠藤さん、麻雀できるよね」に、やや不安を感じました。 いよいよ初日の午後、良い天気に恵まれてテニスは行われました。私より皆年上の方々 ですが、元気に試合を楽しんでおり、私もいつまでもテニスをやれるぞと再認識しました。 夕食は鯛、ヒラメ、シマアジの刺身をメインに、豊富な若狭の海鮮料理の数々は美味し く、驚きました。更に驚いたのは皆さんの食欲です。若者の宴会ではないかとも思われる くらいに料理を取り合い、平らげていましたが、これが元気の源だろうとも思われました。 さて、次は麻雀です。初日は午前2時頃までの約6時間、2日目は約3時間、皆さんピク リともせずに集中していました。私にとって、これらすべてが驚きの旅行でした。 なお、次回以降も是非参加したいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。 最後に、宮後様には往復とも助手席で楽をさせていただき、真に有り難うございました。 ※篠田さん(雀聖)の感想:「若狭・竜宮城」での「大三元!!」 恐らく10年以上忘れていた役満を「若狭・竜宮城」で自摸上がり!しかも白板! ツルリとした感触を暫し楽しみつつ「大三元!!」と牌を倒した時は嬉しかったですね。 数年前、宮本、緑川、芝崎の「京滋の雀豪」との対戦時、同期の緑川氏が「大四喜」を 上がった時の衝撃には及びませんが、残された僅かな人生でもう一度夢を追いたいですね。 お陰様で、東1局で芝崎氏に親満を振り込んだ劣勢から立ち直り、最終的には静岡までの 新幹線代と、カレイ、アジ、トビウオの一夜干しの土産代を喜捨頂くことになりました。 (妻もニッコリ!)芝崎、別所、宮後の三氏に厚くお礼を申し上げます。 記 芝崎昭夫(S45応化) |
[ 参加メンバー ] | |||
篠田勝郎(S38化工)、櫛橋義雄(S41電子)、長井史夫(S45生機)、比嘉道夫(S47機械)、別所慶郷(S48電物)、 宮後彰(S48電気)、堀学(S51経営)、遠藤繁幸(S54化工)、芝崎昭夫(S45応化) |
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[ スナップ写真 ] |
[ 全員で撮影 ]
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以上 | ||||||||||||||||||||||||
写真:長井史夫(S45生機)、HP編集:堀 学(S51 経営) | ||||||||||||||||||||||||
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