第41回    2021年12月6日(月)〜7日(火)
  [ 活動報告 ]
            関西蔵前テニス同好会・若狭遠征(第9回)

 2021年12月6日~7日、6年前から始めて今回で9回目となる若狭への遠征を行った。
この遠征の基本はテニスで汗をかき、宿で麻雀(若狭の戦い)も行うが、若狭の「海の幸」を満喫することが参加者の最大の目的になっている。

 今回はテニス・麻雀両方行うメンバー7名に加え、テニスだけ、麻雀だけを行うメンバー各1名、学生時代は勉学一筋、海の幸だけが目的の1名、合計10名が参加した。

 参加メンバーは原、長井、宮後、櫛橋、久保田、比嘉、別所、茅野、堀、芝崎の10名で、兵庫県から参加の3名は宮後さんの車で、残り7名は奈良から参加の堀さんの車に分乗し、かつて鯖街道の宿場町だった道の駅「若狭熊川宿」で12時前に合流した。

 テニスは従来美浜町コートを利用することが多かったが、この日は定休日のため上中町コートを初めて利用した。その場所は地図にもないような辺鄙な所にあったが、使用料は2面で3時間¥450と信じられないほどの格安料金だった。

 この遠征では若狭町の観光クーポン券(宿泊料¥15,000が¥5,000引き、スーパー銭湯の入場無料、道の駅の食堂割引その他)が利用でき、その手続きを行った後テニスに参加しない2名はスーパー銭湯で休んでもらい、残り8名は2面のコートでダブルスを行った。午前中降った雨の影響で、人工芝が若干濡れていたが、球足が遅くなるもののプレーにはほとんど影響なく、15時まで熱戦を繰り広げた。

 テニス終了後スーパー銭湯に立ち寄り、隣接のスーパーで持ち込み用のビールや酒類、つまみ等を購入、入浴した2名を含む4名は一足先に民宿「喜楽亭」に向かい、残り6名はここで汗を流してから民宿に直行、「喜楽亭」で全員揃ってビールで乾杯した。テニスで汗をかき、風呂に入ってから飲むその味は格別だった。「喜楽亭」の物置場には2卓分の麻雀用テーブル等が預けてあり、先着の4名がすでにその組み立てを終えており、夕食までの寸暇を惜しみ早速8名がA、Bに分かれ「若狭の戦い・初冬の陣」を開始した。

 18時過ぎから待望の食事となり、季節限定の「若狭ふぐ」てっさ・てっちり・唐揚げに加え、鯛、ヒラメ、シマアジ、アオリイカ、カニ酢、甘エビ、サワラの煮付等々、最後の「オジヤ(雑炊)」までの超豪華メニューでとても食べきれないほどの量だったが、高齢者集団の10名が短時間でほとんど残すことなく平らげた様子に、女将が驚いていたのが大変印象に残った。(我々高齢者集団の「健康の証」なのでしょうか)

 夕食後、再び2卓に分かれ「若狭の戦い・初冬の陣」の続きを行った。かつて午前2時頃まで、今は参加できない宮本御大の命令で戦いを続けたが、お互い寄る年波には勝てず、昼間のテニスの疲れもあり、今回は12時前後にこの日の戦いを終え全員就寝した。

 翌日は8時に朝食をとり、その後戦いを再び続行、11時前後に「初冬の陣」を終えた。今回の戦績は兵庫県組3名(原、長井、宮後)の圧勝であった。遠い兵庫県からの高速代、高くなったガソリン代を取り戻すべく、ハングリー精神で勝ち取った結果なのであろう。そして11時半過ぎに各自のお土産代を含め、すべての清算を終えて帰路についた。

 せっかくの機会なので、今回の観光クーポン券にあった「若狭熊川宿資料館」に寄ってみた。若狭鯖街道の歴史を知ることができるが、新鮮な鯖を小浜から京都まで山道を運ぶその苦労は並大抵でなかっただろうと想像された。この見学後、道の駅「若狭熊川宿」のレストランで遅めの昼食をとった。ここでも¥500引きの特典が利用でき、今回の遠征は「若狭観光クーポン券」の恩恵を最大限に利用できた大満足のツアーとなった。

 兵庫県組「宮後車」とはここで別れ、その他組「堀車」は堅田駅経由にて帰路についた。二日目はこの季節には珍しいほどの強い雨だったが、琵琶湖の水位が大幅に低下していることを考えると、運転のお二方には大変申し訳ないが「恵みの雨」になったかと思われた。いずれにしても初日は午後から天気が回復しテニスで汗をかくことができ、フグを含む海の幸を堪能し、「若狭の戦い」で頭脳もリフレッシュでき、しかも観光クーポン券付きの「格安ツアー」で最高の若狭遠征となった。二日間にわたり長距離を運転された宮後さん、堀さんには改めて感謝と御礼を申し上げます。そして皆様、大変お疲れ様でした。

※参加できなかった篠田さんへ:
 上記報告の通り、今回遠征はコスパが最高のツアーでした。来年の遠征で再び横浜からご参加頂くために、まずは腰の状態を回復させ、その上で奥様をどう説得するかが鍵です。新鮮な刺身は横浜まで持って帰れませんので、奥様には美味しい「一夜干し」のお土産がお勧めかと思われます。二つの問題点をクリアーされ、来年は是非またご参加下さい。

                     記 芝崎昭夫(S45応化)
[ 参加メンバー ]
      櫛橋義雄(S41電子)、原且則(S43電気)、久保田耕平(S43建築)、長井史夫(S45生機)、比嘉道夫(S47機械)、
別所慶郷(S48電物)、宮後彰(S48電気)、堀学(S51経営)、茅野文昭(S52機械)、芝崎昭夫(S45応化)
     
[ スナップ写真 ]
     
   
   
   
     
     
     
       
     
     
   
     
     
   
     
       
  [ 全員で撮影 ]
 
空は青空。コートは少し湿っているが、夜のために汗をかこう!
   
 
 
  今年の冬は若狭に来られました。さあ海の幸で存分に飲むぞ!カンパーイ!  
   
 
  この豪華さ、この写真の外に、シマアジ・鯛の舟造り、アオリイカ・甘エビの刺身、ふぐの唐揚げ等があります。
   
      以上    
    写真撮:茅野文昭(S52機械)、HP編集:堀 学(S51 経営)    
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