第28回関西蔵前講演会・懇親会 報告 |
蔵前工業会関西5支部(大阪支部、京滋支部、兵庫県支部、和歌山県支部、岡山県支部)は、4月18日(土)
午後1時30分より大阪市の中央電気倶楽部において、第28回関西蔵前講演会並びに懇親会を開催致しました。
講演会は129名(会員102名、一般27名)、懇親会は87名(会員76名、一般11名)にご参加頂き、
盛会裏に終了することができました。
講演会は、神山組織委員長(大阪支部長)の開会あいさつに始まり、ぐるなび創業者で蔵前工業会の滝久雄理事長
(S38機械)と、生命理工学研究科の工藤明教授(S50高S52電子修)のお二人にご講演頂きました。
[ 滝 久雄 蔵前工業会理事長のご講演 ] |
滝理事長からは「規制改革メンバー等の活動を通じ“2020年”へ向けて日本を考える」という演題でご講演頂きました。
ブロードバンドインフラ世界一や、高品質な農産物など日本の持つ潜在的な力を、規制改革でより良い日本にするという
信念のもと、熱心に取り組んでおられる状況や、パブリックアートの普及活動や囲碁などご自身の幅広い教養も垣間見られる
ご講演でした。
工藤教授からは「宇宙へ行ったメダカ」という演題でご講演頂きました。
[ 工藤 明 生命理工学研究所教授のご講演 ] |
宇宙飛行士が宇宙滞在時に骨量減少になるためそのメカニズムの解明にメダカを活用しており、宇宙実験用に2000匹以上
の中から選び出す苦労話や、宇宙飛行士が実験に集中できるように飼育環境はエサやりを含めて多くを自動化していること、
打ち上げにロシアへメダカを持参したときの現地の話や、現在解析中の実験結果の一部をご紹介頂きました。
将来的には骨粗鬆症への応用を目指しておられることもご講演頂きました。
講演会終了後、大食堂にて講師の先生方を囲んでにぎやかに懇親会が開かれました。
[ 懇親会に参加された皆さま ] |
来賓の本房文雄 蔵前工業会事務局長や如水会、蔵前工業会関西5支部の各支部長にご挨拶を頂きました。
また若手会員の自己紹介もあり、和やかに懇親・議論が広がりました。
最後に名残を惜しみつつ、陶山靖彦実行委員(岡山県支部)と共に大学歌斉唱後、解散となりました。
実行委員 松宮康友(H4経、H6シス科修、大阪支部)記