26回関西蔵前講演会・懇親会報告

  蔵前工業会関西5支部(大阪支部、京滋支部、兵庫県支部、和歌山県支部、岡山県支部)では、4月20日(土)午後1時30分より大阪市の中央電気倶楽部
において、第26回関西蔵前講演会並びに懇親会を開催致しました。参加者数は講演会115名(会員88名、一般27名)、懇親会68名(会員61名、一般7名)で、
盛会のうちに終了することが出来ました。


[ 第26回 講演会会場風景 ]


講演会は神山征彦組織委員長(大阪支部長)の開会挨拶に始まり、次のお二方の講演を頂きました。


講演会
 
最初に(公財)先端医療振興財団 組織療法開発事業部門 副事業統括の川真田 伸先生から、medical ecosystems と technical ecosystems−
life science 分野異業種がどのように life science 業界に参入するか−」
という演題で、iPS 細胞由来細胞移植も含めた臨床用細胞の大量培養装置の
開発における、企業間の連携モデル等についてご講演を頂きました。 ( 注:川真田先生が使われたレジメは、下記をクリック下さい!

川真田先生が使われた レジメ

川真田先生のご講演の中の「先端再生医療の産業化」に関し特に印象に残った点は、
 ☆ 「 産業化」一人のスーパードクターの存在だけでは達成出来ない!
 ☆  インフラとして、全工程を解析し標準化する組織・その工程の品質を管理する組織・プロジェクトを横断的にウォッチするプロジェクト監視組織・その他の様々な組織の存在が不可欠である。
 ☆  これらの組織は、半導体事業の形態と類似する領域が多く、かかる意味で異業種からの本先端再生医療産業分野への参画が広く望まれるとの事。

   
 [ 川真田 伸 先生 ] [ 柏木 孝夫 先生] 

 続いて、経済産業省総合資源エネルギー調査会の委員も務めておられる、東京工業大学特命教授の柏木孝夫先生から「政権交代により エネルギー政策は
どう変わるか?」
という演題で、エネルギー基本計画、原発問題を中心とした電力改革の最新の動向について、素晴らしい話術によるご講演を頂き、
魅力ある二つのテーマによる講演会を終了しました。


懇親会

 講演会の終了後、会場を大食堂に移し、講師の先生方を囲んで賑やかに懇親会が開かれました。


来賓の本房文雄事務局長、如水会から参加頂いた方々、関西の各支部長などに挨拶を頂き、さらに新人会員の自己紹介があったり、
なごやかにかつ真剣に懇親・議論の場が広がりました。

   
 本房事務局長 スピーチ  如水会和歌山支部長スピーチ

 

   
 Table A の皆様  Table B の皆様

   
Table H の皆様  Table G の皆様 

   
 Table E の皆様  Table F の皆様

     
 神山 組織委員長  歓談する参加者  Table D の皆様


名残をおしみつつ、最後に大学歌斉唱で解散となりました。

実行委員 陶山靖彦(S35繊維、岡山県支部) 記
Webページ編集 宮本廣行(S33年機械_京滋支部)