2003年度

T.2003年秋の予定

@旅行予定日  :平成15年10月16日
A予定参加者  :9月9日現在48名(うち同伴10組)今までになく多人数で、補助シート3名分使用予定です。少し窮屈ですがご辛抱ください。
Bルート      :大阪ヒルトン西向い発8時→高速道(中国、山陽、播磨)→オプトピア10時頃(科学公園都市PR館)→高輝度光科学研究センター(略称Spring-8)→県立粒子線医療センター→高速道(播磨、山陽)→赤穂呑海楼1時頃(昼食)→赤穂市内見学(海洋科学館,花岳寺,大石神社、)→帰路(5時頃)→JR川西(6時半頃)→梅田午後7時頃
C旅行の目玉
T世界一の大型放射光研究施設の見学
遠景原子力研究所と理化学研究所が7千億の巨費をかけて平成9年10月完成。1436mの蓄積リングに蓄えられた高エネルギー電子を利用して多くの研究がなされています。今回は特別の許可を得て内部の見学をいたします。
この80億電子ボルトはアメリカ、アルゴンヌの70億電子ボルト,EUグルノーブルの60億電子ボルトと比較して文字通り世界一の高エネルギー施設です。
U粒子線医療センター
粒子健康な 細胞をほとんど損なわずガン細胞を破壊するのが重粒子線治療です。
重粒子線の持つブラックピーク(ある深さのところにエネルギーが集結し、他の場所にほとんど影響を与えない)を利用して、ガン病巣をピンポイント攻撃する治療です。兵庫県が300億を費やして平成13年4月に完成しました。ここの見学にも特別の許可を得てあり、創始者の阿部名誉院長が直々にご説明いただける予定です。
V赤穂岬の呑海楼で瀬戸内の会席料理を
瀬戸内海を望む高台にある料理旅館呑海楼での海鮮会席料理を昼食にいただきます。料理の味と良い眺めに満足戴ける事と存じます。
W赤穂の名所体験
義士赤穂で塩作り体験と忠臣蔵ゆかりの地を訪ねます。息継ぎ井戸、花岳寺(浅野家と義士の寺),大石神社(赤穂城)などです。
あとお土産などを買い帰路につきます。
少し盛りだくさんと思う方は、赤穂駅からJRで帰ることも出来ます。(ただしJR費は私費)
今年のバス旅行も面白いものと思います、ふるって応募ください。
以上

U.2003年秋の旅行報告

10月16日快晴に恵まれ共催旅行を実施する事が出来ました。45名の参加を得てバスもちょうど定員、行き先は播磨科学公園都市と赤穂です。sp-8
1.播磨科学公園都市
@大型放射光施設(Spring-8)
広報部田井亮三様から施設概況の説明を受け巨大な建物のおおよそを頭の中に浮かべる事が出来ました。sp-8説明その後研究設備の中に入り舟越謙一様(蔵前の同窓。利用研究促進部)の設備利用研究の一例の説明を受けました。特別に高い圧力を与えた容器に原料を入れ、高いエネルギーの放射線で岩石が溶融する高い温度を容器内に与え、岩石生成の具合を調べる。初期の地球生成にもかかわる研究です。
(写真をクリックすれば大きい写真が表示されます。)
A兵庫県立粒子線利用センター
粒子線利用センター 阿部光幸名誉院長の説明を受け、重粒子線治療の効果の一端を知る事が出来 ました。効果的な治療法のなかったガンの中にもこの設備による治療でで画期的治療効果のあるものがあり、多くの人が先端医療技術の恩恵を受けるのも間近です。
2.赤穂
B呑海楼での昼食
乾杯家島群島を眺めながらの、瀬戸内の海の幸の昼食です。最長老の中島謙様の乾杯で昼食を楽しみました。
C塩作り体験
塩作り体験海洋博物館でビーカー規模の塩作り。濃い塩水は熱するとパチパチはじけ飛んで無くなります.元気よく混ぜると塩が出来ます。モーターの無い時の塩作りは重労働です。
D赤穂義士の墓を訪問
赤穂義士の墓花岳寺には義士の遺髪などを祀る墓があります。元禄の昔、侍の志とは何かを考えさせられる場所です。
以上"03"年の旅行も楽しく過ごすことが出来ました。ひとえに参加者の皆様の御協力によります。今後とも会員の皆様の協力を得て楽しい旅行を続けたいものです。

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