平成24年10月2日(火)、総勢42名が参加し、三菱重工業叶_戸造船所において講演会並びに見学会を実施しました。
午前中の講演会では、「東日本大震災からの復興と
三菱重工の取組み」並びに「PWR原子力発電プラントの特徴」と題して、
夏目氏(S58修卒)から、東日本大震災時における三菱重工の対応や既設プラント再起動に向けた取り組み、
更にPWR原子力発電プラントの安全概念、安全対策高度化への取り組みについて紹介があった。
現在、福島事故を踏まえて更なる安全性・信頼性向上対策の実施計画を策定中とのことです。
ディーゼル機関組立工場において試運転中の舶用ディーゼルを見学すると共に、原子力向け運転シミュレータ施設を見学しました。
本シミュレータは実機プラントの挙動を忠実に再現しており、人間工学に基づく設計検証や設計者の訓練、実機向け制御装置の
検証等に用いられているとのことです。
三菱重工業叶_戸造船所・講演会場入口付近で |
最後に、和田岬にあり、平清盛所縁の地である和田岬神社へ参拝、支部皆様の益々の御多幸と御発展を祈念し、お開きとしました。
(文責:高浦 勝寿 氏_S62 修 エネルギー)