S28年 修 繊維卒 鈴木 捷 |
昨年7月18日〜6日ロシアに旅行。ソヴィエト時代に空港の汚さばかり気になったが、ロシアになり大きな変化。
食事も宿もよく、楽しむ事が出来た。いいレストランに行くと、2〜3組のベンツとランドクルーザーの繋がりがある。
ガイドさんによると新興成金が食事に来ており、ランクルは用心棒が乗っているとの事。町の案内は皆キリル文字。
アルファベットなのでじっと見ていると分ってくるが、もう少し読み方と単語を覚えていけばよかったなとの感想です。
以下に興味のある映像を紹介し短い説明を付けます。
1) 二日目午前ペテルブルグ ネバ川クルーズ
ネバ川がバルト海に流れ入る沼地に、310年前に建都されたペテルブルグ。
橋は各貴族がそれぞれに建設し、模様入りの美しいもの。
建物の間は共通の壁で支えられ、兎に角石材不足の中で建設を急いだ。
ネバ川の橋はいずれも真ん中に開口部があり、夜11時から朝5時まで車は通れない。
川が凍ると当然いつでも車は通れる。
2) 3日目はエルミタージュ美術館入場
ここは本来の宮廷(冬宮)と皇帝のための私的美術館(エルミタージュ)とが合体されており、広大なもの。
5時間も滞在したが圧倒されてくたくた。出来れば近くに宿をとり、4〜5日見たいもの。
優先入場とかで、誰もいない美術館に9時半から入り楽しめた。
「大使の階段」は宮殿に参る各国大使の度肝を抜くもの? ラファエロのバチカンのそれを模写。
今は本家にもないそうです。
撮影できないが金の展示室もあり、3Kgとかの自然金が涙型にある。
シベリア征服の賜物。うずくまる少年はミケランジェロの傑作です。
3) 4日目午前エカテリーナ宮殿
ペテルブルグの南、車で50分。 皇帝の夏の宮殿です。
ゆるい丘陵地に位置し、夏休みの子供の教育に最適の環境。
1791年大黒屋光太夫がエカテリーナ女帝の謁見を受けた場所。 金ぴかの宮殿にびっくりしたのかな?
第2次世界大戦でドイツの包囲に耐えたのだが、ドイツ軍の司令部がおかれ撤退の時に焼かれた。
壁中が琥珀の板で飾られた琥珀の部屋も破壊。戦後ドイツ政府が修復。しかし今では良い琥珀の板がなくグレードが下がったとの説明です。
4) セルギェフポサード(宗教都市)
モスクワの北東70Kmにある。タタールがモスクワを占領時代のスラブの都?
タタールとの戦いで、聖セルギーが精神的支柱となって勝った。それ以来の宗教の中心。
ソ連時代もここではお祈りが認められた。各地のウスペンスキー大寺院の中心。
現在も300人もの修道僧が暮らす。
HP編集責任者 宮本 廣行_S33 機械 卒 |