10月度午餐会報告
10月6日(火)正午前、JR守山駅にご夫妻1組を含む24名が集合し、送迎バスで
琵琶湖大橋近くの「ホテル琵琶湖プラザ」に移動し、14Fの展望レストランにて約1時間
余り、眼下に琵琶湖大橋を中心とした琵琶湖の風景を眺めながら、昼食を共にした。
当日はあいにくの天候で、湖西に連なる比叡から比良山系の山並みは、うっすらとしか
見えなかったが、波静かに広がる琵琶湖の雄大さが大変印象的であった。
昼食後、ホテルから送迎バスで約10分余りの所にある「琵琶湖博物館」
(URL: http://www.lbm.go.jp/
)を見学した。
ご承知のように琵琶湖は滋賀県民の生活の中心であり、その自然は「琵琶湖周航の歌」
にもあるように、日本の水景の代表として、多くの国民に親しまれている。
更に、ここには日本最大の水資源があり、京都、大阪の「水がめ」にもなっている。
「琵琶湖博物館」では単に淡水の生き物たちの展示(水族展示)だけでなく、琵琶湖の
おいたち、人と琵琶湖の歴史、湖の環境と人々の暮らし等に関する興味ある展示がされていた。
琵琶湖誕生の歴史をたどると、数百万年前に現在の伊賀上野あたりにできた湖が、
長い年月をかけて徐々に移動してきて現在の姿になったそうであり、琵琶湖にしかいない
固有種の進化のドラマも、そのような長い時間の中で行われてきたとのことである。
そして人間が琵琶湖の周りに住みついてからはずっと、琵琶湖の自然と共存し、その恵みを
受けながら、今日まで独自の文化を発展させてきたことが分かった。
1時間半余りの見学時間では、隅から隅まで回ることはとても無理であったが、是非また
別の機会に訪れたいと思わせるような、子供から大人までが楽しめる博物館であった。
見学後、博物館の玄関先で記念撮影を行った。
その後、希望者には近くの「水生植物公園みずの森」(URL: http://www.mizunomori.jp/ )
または「佐川美術館」で送迎バスを途中下車して、残りの参加者は一路JR守山駅に向かい、
午後4時前に散会した。
以上
(文責: 芝崎 昭夫_S45 応化)