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平成1837

おしゃれ

講師:中野正秀氏 (34年 化学卒)



1.はじめに
  おしゃれ:<ぼろは着てても心は錦>から<おしゃれして、心も錦>へ。気配り。
科学と感覚:科学は感覚から出発して感覚に戻る。視覚の情報量は
83%

2.色の3属性
 
2-1. 色相:虹の色;光の波長と色相、なぜ7色か? 色認識の要素
基本色;無彩色(3)、有彩色(10)、有彩色の色相環。 主な色相の分光分布曲線
2-2. 明度・彩度: 明度別並びに彩度別分布曲線
無彩色の明度; 低明度、 中明度、 高明度
(BkGy3.5) (Gy4.0Gy6.5) (7.0W)
有彩色の明度; V18() V2() V8()
有彩色の彩度; 低彩度 中彩度 高彩度
明清色; (うすい) lt(あさい) (あかるい)
中間色; ltg・g(灰色味) (にぶい) (つよい)
暗清色; dkg(暗灰色味) dk(くらい) dp(こい)
基本色の最高彩度; -14、黄-14 -10、青-8 -10
3.色の感情効果:おしゃれの要点
3-1. 色相:寒・暖感  明度:軽・重感  彩度:派手・地味感
3-2. 色相と彩度:興奮・鎮静感
3-3. 色相と明度と彩度:進出(膨張)と後退(収縮)
3-4. 色相とトーン(色調;明度と彩度の組合せ):配色例
トーンオントーン配色(同色相系濃淡、コントラスト)
トーンイントーン配色(色相、トーン共に類似内、穏やか)
トーナル配色(中明度中彩度多色、地味で落ちついた)
カマイユ配色、フォ・カマイユ配色、ナチュラル配色
4.色視覚のあいまいさ:シュヴルール(1786〜1889)の色彩対比論(1839)
4-1. 継時対比:心理補色
4-2. 同時対比:色相対比、明度対比、彩度対比、縁辺対比
5.色認識の生理機構:
光化学反応(化学変化)→化学的増幅→視細胞の電位低下(物理変化)→悩へ伝達→
脳内処理→色認識(Qualia)→脳内伝達(心)
認識:色認識(Qualia=表象、質感)と心
観念(唯心)論、唯物論、唯識論


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