日時: | 平成17年1月11日(火) 12:00-14:00 |
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場所: | 中央電気倶楽部317号室 |
講話: | 酉年男が語る新年の抱負 |
講師: | 酉年の出席者及び講演希望者 |
今年の午餐会は、畑 四郎相談役が講演者であるため、堀江 鋭二大阪支部長の音頭でビールによる乾杯で始まった。昼食中に宮本 廣行氏が京滋支部を代表して支部の活動予定を紹介いただき、引き続き本題の「年男が語る新年の抱負」の発表に入った。
今回の午餐会には31名の方々が出席された。恒例の新年の抱負を披露していただく方を前もって募集したところ、5名の方が応募された。応募者の内、残念ながら1名の欠席があり、4名の方々にお話していただいた。その発言内容の概略を報告する。
発言者は、卒業年次順で中島 謙氏、畑 四郎氏、小野寺 健氏と奈良 好啓であった。
昨年卒寿を迎えたので、みなさんに年の初めのご挨拶をしたい。第1に、最近の日本の外交を考えると、もっと、堂々とした姿勢があってほしい。第2に、最近の教育を考えると、もっと、道徳を考えた教育をしてほしい。
新年の挨拶には、誰もが健康を訴えるが、健康は気力がなくては続かない。まず、朝起きたら気力を奮い立たせることから今日の生活を初めてほしい。禅宗でも「物の存在を知るのは、心である」といように、脳の活性化なくして、すべてが始まらない。
今年、友人よりいただいた年賀状に大変面白い1葉が合ったので紹介したい。「サンズイ(?)と結べば『酒』となり、鬼と結べば『醜』となり、カンムリ(冠=鶏冠)なくとも『醒』めた目で、混迷時事の明日をみる。」 (和泉 和幸氏作)
昔、文珍が「とき蕎麦」を英語でやったのにヒントを得て、海外派遣の時は「落語的帰納法」で話すことにした。35年前にアンカレッジ経由のKLMに乗ったときに、ドイツ人から待合室で 'Won't you have something to drink, wine or coffee, in my account?' と聞かれたので、私は、'No, thank you, because our flight is KLM, then DUCH ACCOUNT is best.' でも、結局ご馳走になった。
「仕事」:昨年は、日本規格協会から図書を発行したが、結局、赤字。今年も辞典の執筆者となり元旦から仕事中。「趣味」:昨年は、金比羅金丸座への遠征と歌舞伎座での市川海老蔵の襲名披露に多いに感激。今年は中村勘三郎襲名披露を観たい。「午餐会」:今までに、『ラインパイプの秘話』『油井管の舞台裏』と『世界標準ってなに?』の3回講演。そろそろ引退の時期。
中島、畑大先輩のお元気なお姿にはうらやましく思いました。
(文責:奈良)